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2022最新【プリウス30系】前期と後期買うならどっち?おすすめグレードは?

トヨタ自動車の代表する車といえばプリウスです。街のどこをみてもプリウスが走ってないことなんてほぼないくらい人気のある車です。プリウスの人気は新型の50系だけでなく、30系の中古車市場はすたれることがありません。

そして30系というと前期・後期と分けられていますが、買うならどちらが良いのでしょうか?またおすすめグレードも見ていきましょう!

プリウス30系 前期・後期の大きな違い

購入する際に気になるのはその違いです。そこまで大きな違いはないのですが、好みはわかれるものです。まずは違いからしっかり見てみましょう。

フロントバンパー&ロアグリル

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30系プリウスは、ミニバンのように標準やエアログレードという棲み分けは明確にはありませんが、前後期でフロントバンパーが変わっています。前期はナンバーまわりのロアグリル面積が狭く、後期は台形状になるなど、パッと見のワイド感がアップしています。

個人的にはフォグランプが備わっている方が好きです。最近ではデイライトがはやりになっているので、明るいフォグを装備することで古いイメージがなくなりますね!

ヘッドライト

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パッと見の形状に変化はないように見えますが、前期はハロゲンとLED、後期はそれに加えHIDからも選べるなど、点灯方式で形状が違います(前期には純正HIDが存在しません)。ハロゲン仕様は基本同じとされますが、LED仕様は前後期でポジションの形状が異なるためひとめで判ると思います。

LED仕様ではポジション灯が前期バルブでしたが、後期からはそのポジション灯もLEDに変更となり、バルブだけの交換ができなくなっています。ちなみに後期から登場のHID仕様もポジションはLEDですが、ハロゲン仕様は前後期ともに通常のバルブになっています。前期の一部にあった、青みがかったレンズの着色は後期で廃止されています。

さらに違うところというとレンズカバーが前期ではガラス製ですが後期ではプラスチック製となっているため、後期では高熱を発するライトは使用することが出来ません。コストダウンのためとはいえ残念です。

ウインカー&フォグランプ

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ある意味、もっとも前後期の違いが大きい特徴が、ウインカーとフォグまわりです。前期ではフォグとウインカーがご覧の通り同列のスクエアな形状でしたが、後期からフォグはロアグリル内に移動。ウインカーレンズの形状も大きく変更されているため、一目瞭然です。

フォグランプは、バルブ型式とW数、材質が前後期で違い、前期H11・55Wガラスに対し、後期ではH16・19W樹脂に。そのため、W数の強い灯体を入れるとフォグのレンズ自体が溶け出すこともあるので注意しましょう。ちなみにフォグのレンズサイズは前後期で同じです。

テールランプ

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テールレンズは外側の大きさは前後期ともに同じとされますが、内部のレイアウトやデザインが変更されています。灯体の並び純は、上から「スモール&ブレーキ」→「ウインカー」→「バック」→「反射板」の順序は変わりませんが、後期はスモール&ブレーキがご覧の通りL字風の縦型に変更されています(赤いライン部分)。

後期レンズにあるスモール&ブレーキとウインカーの間の部分には、灯体が入っておらず点灯しません(【写真】赤い矢印部分)。
ちなみに寒冷地仕様では、右側レンズのバックランプが赤いバッグフォグとなり、通常のバックランプは左側だけです(前後共通/【写真】緑の矢印部分・前期の写真は助手席ですが、バックフォグは運転席側に入ります)。

体感的に人気があるのは後期だと思います。見た目にしっかりとした存在感があり、後ろから見た時にすぐに後期と分かるほど特徴があります。前期乗りが、後期のテールランプに変えることもあるほどです。

ドリンクホルダー

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前席左右の間には、大型コンソールが全車に装備されます(最廉価Lグレード除く)が、それも前後期で違います。前期ではコンソールのフタをあげないと、中のドリンクホルダーが使えない「密封式」なことに対し、後期はコンソール手前に常時ホールドできる「オープン式」に変更されているんです。前期ユーザーから「使い勝手が・・・」と、評判がイマイチだった模様です!

使い勝手ももちろんですが、前期はドリンクホルダーを使用する際、カバーを後ろにスライドするため、後部座席に何とも言えない圧力をかけることになります。見栄えからしても後期の方が良さそうです。

乗り心地の違い

プリウス30系の前期・後期では乗り心地はどのように違うのでしょうか?まずは大きな違いから見ていきます。前期から後期にマイナーチェンジするにあたり以下の点が強化されています。

  • ボディ剛性の強化
  • 入力分離型アッパーマウントの採用
  • ショックアブソーバーの変更

一番はボディ剛性の強化です。自動車の骨格に当たる枠組みのつなぎ目が少ないほど、振動や揺れが少なくなります。プリウス30系後期ではそのつなぎ目10か所をさらに補強し一体感を高めているため、がたつきや揺れが大幅に軽減されいます。

しかし、注意したいのはツーリングセレクションです。サスペンションが独自のものに変更されているため、段差での突き上げ感やロードノイズはやはり気になります。

前期と後期買うならどっち?

結論から先に言えば、後期を買うべきです。好みはもちろん分かれるとは思いますが、乗り心地や今後のメンテナンス等を加味すると後期の方が良いと思います。

まだまだ根強い人気のあるプリウス30系ですが少しは参考になったでしょうか?